古民家

鹿島の古民家

所在地島根県・松江市竣工2020種別改修 ・ 古民家
鹿島の古民家
設計者コメント

明治元年、祖父が建てた古民家に息子さん家族が暮らすこととなった。両親の古民家への想いも深く、大切にされてきた建物であり、風情を残しながら現代的な快適性を付加することが求められた。既に台所は整備済みで、洗面浴室を新設し断熱改修を行った。昭和の増築部分は解体し当初の姿に戻した。

縁側の風情は残したいとの想いから一本引きガラス戸は残し、引き込み太鼓障子で冬季の保温に対処している。開放すると和室と庭が繋がるのは従来のままで、引き込み障子を閉めると縁側までが和室の延長となり活動の場が広がる。障子は視線の遮断のみでなく、保温性や透湿性にも優れていて今回の改修ではそれら障子の優れた機能に頼っている。

和室を適宜使い回せば個室は不要との考えから続き間を残すこととなり、民家最大の利点である田の字平面の自由度と風通しを残せたことが嬉しい。

竣工写真 — 11

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