古民家

リフォーム・吊階段の家

所在地島根県・出雲市竣工2014種別改修 ・ 古民家
リフォーム・吊階段の家
設計者コメント

昭和40年代に伝統工法で建てられた土壁民家のリフォームです。

古民家の歴史を生かしながら現代生活の場として防寒対策など快適な室内環境を整える事が望まれました。

玄関横の応接間は南面の好条件ながら使用頻度が少なく、ここをリビングに転用して北側のダイニングと繋ぎました。またリビングには薪ストーブを置き吹き抜けとすることで、上下階を繋ぎ光と風の結節点としています。南北への眺望と採光、上下階の採光と熱循環が得られることで、夏季の重力換気によるトップライトからの排熱や、冬季温度差のない暖かい室内環境となることで活動領域の拡張を図っています。既設土壁の蓄熱性を活かして外断熱とし、内外装仕上げを一新しました。

新しい階段は既設梁組に影響しない位置を選び、階段下が通路となるように吊階段としました。重厚な梁組とスチールのシャープな対比が新しい空間の演出となりました。

ご家族とはフローリング塗装を一緒に行い、トイレの珪藻土塗りではお子さんが素手で塗った指跡が、幼い日の記憶として残ることとなりました。住まいへの関わりから家を大切にする気持ちが子供達にも引き継がれる事を期待しています。

竣工写真 — 13

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