住宅

本とスタジオ

所在地島根県・松江市竣工2022種別新築
本とスタジオ
設計者コメント

城下町の面影の残る静かな中心市街地に、知人や学生達との交流スタジオと数千冊の書庫・書棚が求められた。敷地は奥に長い町屋型であるが、敷地の前後を空地として通風と採光を確保。総2階の単純なヴォリュームに纏めた。スタジオはキッチンと兼用して華道や料理教室などに、和室は日本文化の体験など多目的な利用も想定している。

敷地からは建物越しに切り抜いたように松江城の天守閣が見えることが設計の手掛かりとなった。天守閣を望む和室を天守閣と呼応する様に構造材顕しの吹き抜け空間に、他の諸室はここへのアプローチとして大壁とした。準防火地域であるが切妻や木製建具など、松江の歴史と呼応するファサードとしている。

本棚は毎日大好きな本に触れられる様に、階段に沿って2階天井まで届く高さ(伸縮梯子を利用)とし、もう一つの書庫には前後二列の閉架書庫を作成した。

竣工写真 — 11

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