Works / 住宅 / 家具師の家住宅家具師の家所在地島根県・出雲市竣工2017種別新築受賞2017 平成30年度しまね建築・住宅コンクール 優秀賞設計者コメント家具職人であるクライアントは京都から出雲に拠点を移す際に家具展示場と生活空間を兼ね、工業製品を用いず無垢材と手仕事から日々を丁寧に暮らす家が望まれた。無駄なものを切り捨てる中で家族4人の生活空間は、土間と板間だけのシンプルな間取りとなった。展示場を兼ねた土間ではキッチンを置き家具としてデザインするなどして生活感を払拭し、手間をかけて生活行為を楽しむツールとして焚き風呂と薪ストーブを備えた。家具と木を引き立てるために真壁とし、田園風景と調和する様に赤瓦を用い、軒を下げ6寸勾配の屋根とした。家具、建具、フローリングを自作し、クライアント自ら京都から通いながら木挽きした桧は柱と梁に、杉は化粧野地板や羽柄材に用いた。決して広くはないひと間での暮らしには、家族の成長や時々の要求に合わせた工夫が求められる。それは狭さを克服する知恵や寛容さであり、それこそが日々を丁寧に暮らす事と言えるのではないだろうか?家具師日野さんの創る家具はどれも繊細だ。見え方や使い勝手を考えながら僅かな面取りに苦心される。そうして生まれる家具はどれも表情豊かだ。(平成29年度 しまね建築・住宅コンクール 奨励賞受賞)この仕事の受賞2017平成30年度しまね建築・住宅コンクール 優秀賞竣工写真 — 15点← マンションリフォームアーカイブ一覧白い家 →+関連する仕事Related瑞窓の家2026島根県・出雲市住宅対角の平屋2025島根県・出雲市住宅受賞週末住宅2025島根県・出雲市住宅神立のコートハウス2025島根県・出雲市住宅
家具職人であるクライアントは京都から出雲に拠点を移す際に家具展示場と生活空間を兼ね、工業製品を用いず無垢材と手仕事から日々を丁寧に暮らす家が望まれた。無駄なものを切り捨てる中で家族4人の生活空間は、土間と板間だけのシンプルな間取りとなった。展示場を兼ねた土間ではキッチンを置き家具としてデザインするなどして生活感を払拭し、手間をかけて生活行為を楽しむツールとして焚き風呂と薪ストーブを備えた。家具と木を引き立てるために真壁とし、田園風景と調和する様に赤瓦を用い、軒を下げ6寸勾配の屋根とした。家具、建具、フローリングを自作し、クライアント自ら京都から通いながら木挽きした桧は柱と梁に、杉は化粧野地板や羽柄材に用いた。
決して広くはないひと間での暮らしには、家族の成長や時々の要求に合わせた工夫が求められる。それは狭さを克服する知恵や寛容さであり、それこそが日々を丁寧に暮らす事と言えるのではないだろうか?
家具師日野さんの創る家具はどれも繊細だ。見え方や使い勝手を考えながら僅かな面取りに苦心される。そうして生まれる家具はどれも表情豊かだ。
(平成29年度 しまね建築・住宅コンクール 奨励賞受賞)